top of page
canapê
 
House へ戻る

”canapê”の家は、高知市内に建つ若いご家族の住宅です。建物計画は先ず土地探し(※)から始まりました。

​クライアントが候補として選んだ土地は、台形型の変形敷地でした。

前面道路は幅の狭い行き止まりの道路だった為、車の出し入れのし易さや風の抜け、陽射しの入り方や隣家との接し方を考慮し、建物の計画を進めていきました。

クライアントからの要望の中で、特に重要なポイントとなったのは、”ご主人が帰宅後に寛げるスペース”、”目の届くキッチン”、”エアコンのいらない家”の3点でした。

そこで、全ての動作の起点となるようにキッチンの位置を建物の中心とし、個室の建具を全て開け放つとワンルーム空間となるように計画することで、キッチンから家族の気配が感じられるようにしました。

”ご主人が帰宅後に寛げるスペース”に対しては、窓辺でごろんと寝ころべる 横幅 1m × 長さ 約2m の”造り付けのデイベッドソファーを提案させて頂きました。

また”エアコンのいらない家”とする為に、大きな吹抜けに面したワークスペース上部には、重力換気が行えるように連窓の開口部を設け、風の通り道が上下階にも生まれる様にしました。

断熱対策としては、一次エネルギー消費量等級5(別名:低炭素住宅)の建物とすることで、大きな吹抜けや開口部の中でも快適に暮らせるように計画しました。

※「全ての設計事務所との家づくりを応援する」というコンセプトのもと、”建築家×不動産|高知K不動産”という不動産メディアサイトを利用して土地探しからスタートしています。

スライド画像の最後にある模型写真は、土地購入前の判断材料として製作したものです。

bottom of page